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備忘録

ハローワークで雇用保険の手続きに行ってきました日記【2022年時点】

次の仕事がすぐ見つかる気がしないのでハロワークに行ってきました。

何でハロワークって緊張するんだろう。

公式サイトを一部抜粋、要約しながら行った手続きについて書いていきます。

ハローワークとは

=公共職業安定所。

仕事の紹介をしてくれたり、離職者向けに雇用保険の手続きや就職に向けてのセミナーや技能向上の訓練を申し込みしたりできるところです。

今回私は失業給付金の受給申し込みに行ってきました。

 

失業給付金、どうしたらもらえるの?

雇用保険を払っていたから100%失業給付金がもらえる!とならないのが残念なところです。

そして、受給できるのが離職の翌日から1年間となっています。

その1年間を過ぎてしまうと受給できなくなってしまうので注意が必要です。

失業の状態のとき

・積極的に仕事を探していること

・いつでも働ける状態であること

・積極的に仕事を探しているのに、働けていないこと

これが失業の状態となります。

・病気やけがですぐに働くことができない

・妊娠、出産、育児ですぐに働くことができない

・親族の看護などですぐに働くことができない

・定年などにより離職してからしばらく休養するためすぐに働くことができない

これらの場合は、ハローワークに申請すると失業給付金の受給期間を延長できる場合があります。

離職日の前2年間に雇用保険の被保険者期間が通算12ヶ月以上あること

下記の場合は離職前1年間に被保険者期間が通算6ヶ月以上あればOKです。

・倒産、解雇等の理由で離職した場合

・期間の定めのある労働契約が更新されなかった場合

・その他やむを得ない理由で離職した場合

いつから、いくら、いつまでもらえるの?

まず、ハローワークに行って手続きをしたあと、7日間の”待機期間”が全員に適用されます。

この待期期間が終わってからが、給付対象になります。

もしこの待期期間の間に働いた日があると、その分待期期間の終わりが後ろにずれる(給付されるまでの日数が延びる)ので注意が必要です。

いつから?ー給付制限があるかどうか

離職理由は離職票ー2の右側に記載があります。

離職した理由によっては、”給付制限”というものがあります。

・正当な理由がなく自己の都合で退職した場合

・自己の責任による理由で解雇された場合

このどちらかに当てはまる場合は、7日間の待期期間が終わってから3ヶ月(2ヶ月)たってからでないと給付が始まりません。

令和2年10月1日以降に正当な理由がなく自己の都合で退職した場合は、5年間のうち2回までは給付制限が2ヶ月になります。

(自己の責任による解雇や、令和2年9月30日までの正当な理由がない自己都合での体色は制限3ヶ月)

給付制限がない場合は、7日間の待期期間から3週後に初回の認定日があります。

この認定日で失業状態が確認できると、その日から数日中に失業給付金が振り込まれます。

その後は4週に1度の認定日に必ずハローワークに行く必要があります。

いくら?ー基本手当日額を計算して算出できます

”基本手当日額”とは、失業状態の間にもらえる1日あたりの金額のことで、

離職日以前の6ヶ月にもらっていたお給料の合計を180で割った金額(賃金日額)の5~8割ほどです。

お給料が低かった人の方がもらえる割合は大きいです。

基本手当日額には上限額と下限額があります。(離職時の年齢によって上限額変動あり)

例えば…

離職日以前6ヶ月のお給料の合計=900,000

900,000÷180=5,000(賃金日額)

5,000×0.5=2,500

5,000×0.6=3,000

5,000×0.7=3,500

5,000×0.8=4,000

…とざっくりとしていますが、計算の目安になればと思います。

いつまで?ー雇用保険の被保険者期間等によって変わります

例えば私の場合は、

・契約期間満了による退職(給付制限なし)

・雇用保険の被保険者期間は1年ちょっと

⇒給付日数90日となります。

 

いざハローワークへ

なんとなーく心の準備ができた。とりあえずハローワーク行ってみよう!という方へ、私が手続きしたときの持ち物の紹介です!

持っていくもの

・離職票ー1

※個人番号はハローワークで案内窓口で本人が記入します。

・離職票ー2

・個人番号がわかるもの(マイナンバーカード、通知カードなど)

・身元(実在)確認書類(運転免許証、運転経歴証明書など。公的医療保険の被保険者証の場合は、もう1種類必要。児童扶養手当証書など。)

・写真2枚(最近の写真。タテ3.0cm×ヨコ2.4cm)

※マイナンバーカードを手続き時と今後ハローワークに来たときに毎回提示できる場合は顔写真省略OK(私は忘れそうな気がしたので写真提出しました)

・本人の印鑑(認印OK、スタンプ印はNG)

・本人名義の預金通帳またはキャッシュカード

・船員だった方は船員保険失業保険証および船員手帳

・これまでハローワークで求職登録をしたことがある場合は、ハローワーク受付票

※忘れてしまっても再発行してくれる場合あり(私が行ったときはしれくれました)

ハローワークでの大まかな流れ

※ハローワークによっては少し窓口が違うかもしれません

ハローワークに着いたら受付へ。

雇用保険の手続きに来ましたと言ったら、書類の有無を聞かれるので、受付の方に渡します。

受付の方から書類をもらうので、まずはそちらに記入します。

・失業給付金を振り込んでほしい口座の番号等を記入する紙

・はい、いいえに〇をつけて答える用紙

記入できたら受付の方に確認してもらいます。

ハローワーク受付票の有無を聞かれたら(持っていたら)提出。

書類に不備が無ければ、職業相談の窓口に案内してくれます。

職業相談窓口に持ってきた書類を提出。

最終学歴や、希望の働き方を聞いてくれます。

ハローワークの利用についてのパンフレットがもらえます。

次は雇用保険手続きの窓口に案内してくれます。

雇用保険手続きの窓口で持ってきた書類を再度提出。

まず本人確認書類の提示。

離職票を見ながら、離職理由に間違いがないか確認があります。間違いがなければ離職票ー2に署名と、離職票ー1に個人番号を記入します。

写真2枚の提出が必要ですが、上記持ち物に書いた通り、マイナンバーカードを毎回提示できる場合は、写真の提出は不要です。

そして”雇用保険の失業給付受給資格者のしおり”等を見ながら、今後の認定日の日程や、各認定日には求職活動実績が2回必要なのですが、その実績になるもの・ならないものについて説明してくれます。

本来だと雇用保険説明会が開かれて、そこへの参加が必須になっています。

今はコロナ禍なので、その説明会の代わりにYouTubeで動画視聴が必須です。

初回の認定日については、職業相談窓口に最初に行ったことと、動画視聴で求職活動実績2回にカウントされます。

その他わからないことは質問して、手続きは完了です。

1時間ちょっとかかりました。

高圧的な人がいるんじゃないかとビクビクしていましたが、今の所いじわる言ってやろう的な人に当たったことはありません。

ハローワークでの手続きが少しでもスムーズに進むお役に立てたら嬉しいです!