先日、ヘアドネーション用にカットしてもらいました。
・ヘアドネーションってなんだ?
・どのくらいの長さがあればいいの?
・どんな髪でもいいの?
・どこでできるの?
などなど、どんな感じで進めていったか書いていきます!
ヘアドネーションてそもそも何?
髪(Hair)を寄付(Donation)です。
病気などで髪を失ってしまった子どもにウィッグを提供している団体があります。
そのウィッグを作るための髪を団体へ寄付するということです。
どんな髪を寄付すればいいの?
こんな髪を送ってほしいよ!という基準は大まかに以下のような感じです。
・31センチ以上
・カラー、パーマ、ブリーチもしていてもOK
・完全に乾いている
・31センチ以上
・完全に乾いている
・髪の束は同一人物ごとにまとめる
・15センチ以上または31センチ以上
・カラーしていてもOKだけど原色、ブリーチは不可
共通しているのは、
・31センチ以上であること
・(上に書いた基準では触れていないところもありますが)髪が乾いていること
なぜ31センチかというと、ウィッグを作るときに髪を折り返して植えているそうです。
そして31センチだとショートヘアのウィッグができあがります。
なので長さが足りないとフルウィッグを作ることができません。
”つな髪”では、15センチ以上であれば帽子と組み合わせることができるのですが、セミロング以上のフルウィッグを希望している人が多いようです。
どこで?どうやって?
髪をどこで切ればいいの?どこか専門の美容院行かないといけないの?
⇒そんなことはありません。
ここからは、私が実際にやってみた流れをご説明します!
髪を伸ばそう&どの団体に寄付するか
スタートは肩にもつかないくらいのショートヘアからでした。
1ヵ月1センチ伸びるとして、31ヵ月。
ネットでいろいろ調べて、ちょっと余裕もって切ってるからキッチリ31センチじゃ足りないかも。
2年半以上伸ばすのか…おおう…
そして寄付をする団体ですが、もし31センチに満たない髪があったとしても、美容師さんの練習マネキン用などに利用してもらえるということだったので、NPO法人 JHD&C(ジャーダック)へ送ることに決めました。
なるべく すかないほうが長く取れるかも
私の髪質は
・毛量多め
・硬め
・根元に生え癖があり、その先はストレートで広がりやすい
・毛先が傷みやすくて広がりやすい
こんな感じなので、いつも毛量を調整してもらっています。
ですが、たくさんすいてしまうと、31センチ以上の髪が減ってしまうかもしれないと思いました。
毛量調節がまんです。
肩につくくらいの長さのときは結構広がってしまって、ひたすら髪がしっとりするトリートメントを塗ったくってました。
肩をこえてきたころは、結んでごまかす日々。
それ以上伸びてきたら、髪の重さなのか、広がりが落ち着いてきました。
寄付できる長さになったら美容院を予約しよう
ついに、この長さなら寄付できそう!という長さに到達したので、美容院を予約しました。
なんやかんや、伸ばし始めてから約2年でした。
胸が隠れるくらいの長さでした。
(セルフカットできる人は、ドネーション用にゴムで少しずつ束ねて切ってもよいと思います。難しい人は美容院へGO!)
美容師さんの連絡先を知っていたので、事前に「ヘアドネーション用のカットしてもらえますか?」と連絡してから予約しました。
初めての美容院の場合や、事前に美容師さんと連絡を取ることが難しい場合は、予約の時にヘアドネーションしたいことを伝えておくとよいと思います。
当日はこんな感じ
持ち物
・メジャー
・髪を入れる袋
・髪を束ねるゴム(100本入りなどの小さいゴム)
もしかしたら美容院でメジャーなどを用意してくれているかもしれませんが、念のため持っていくことをおすすめします!
まずはいくつかの束ごとにゴムで結んでもらい(その日は持って行ったメジャーが役に立ちました!)、シャンプーする前の乾いた状態でカット。
結構短めのショートにしたいと思っていたので、できる限り長めに束を取ってもらいました。
その後はシャンプーをして通常のカットの流れ。
髪は美容師さんが袋に入れて渡してくれました。
(美容院の袋をくれました)
も~超軽い!!ってほどではありませんでしたが、髪が乾く速さに感動しました。笑
しばらく袋の中に入れていたので毛先がくるんとなってますが、束はこんな感じになりました。↓
いよいよ送る!
封筒に入れるもの
・髪
・ドナーシート
・切手を貼った返信用封筒(希望の場合)
封筒ですが、追跡できる方法が望ましいとのことなので、レターパックにしました。
(ローソンで購入)
髪は、万が一雨が封筒にしみてしまわないように、透明の袋に入れました。
(袋の封はしませんでした)
透明の袋に入れるとこんな感じ↓
ドナーシートは、簡単に年齢や都道府県などを書いて一緒に入れます。
JHD&C(ジャーダック)のホームページから印刷することもできますし、便箋などに書いてもOKです。
返信用封筒は、”受領証”を希望する場合に入れます。
返信用封筒の作り方もホームページに記載があります。
髪を確かに受け取りました、という証明になりますが、郵便の追跡で届いたかどうかがわかるので、今回は入れませんでした。
レターパックで送る場合は、追跡番号が書いてあるシールをはがすのを忘れずに!
最後に
何回か、もうここで切ってしまおうか…と思ったことがありました。
気に入ったヘアアレンジと、吸水性のあるタオルと、髪を乾かしたあとだけなるサラサラ具合を見て乗り切りました。
寄付のために髪伸ばしてみようかな
ちょうど髪切ろうと思ってたら寄付してみようかな
と思ったら、各団体のホームページを見て、ここがよさそうだと思うところへ送ってみてください!
私も今はショートを楽しんで、伸ばしたくなったらまた寄付できる長さまで伸ばしてみようと思います!