汗っかきの寒がりです。
電車通勤していた時は、夏は家から駅までで汗をかいて、電車の冷房で汗が冷えて弱冷房でも寒くなるのでストールがかかせません。
混んできてからストールをごそごそするのもなぁと思い、電車の乗った時はまだスペースがあるので、汗だくの状態ですぐ装備します。
背中をつたうほどの汗ではじめは暑いけど、汗が引いてくるとちょうどよくなります。
汗のかき方も人それぞれだと思いますが、私の汗のかき方(対策とか)のお話です。
汗が気になりだしたのは高校生の頃
思春期だから?
中学生までは平気だった(と思う)のに、高校生になって急に手汗が気になりはじめました。
緊張した時とかににじんできて、紙がふにゃふにゃになる。
軟式テニス部時代、グリップが割とすぐ黒くなる。
先輩がふざけて皆の手のひらに絵を描いていて、私の番になったときに「〇〇(私)さん手に汗かいてる~笑」と言われてすごく恥ずかしいというか、やめて~と思いました。
その先輩は悪気はなく、ただ目の前の事実を言っただけなんだけど、当時はすごく嫌でした。
卒業式の練習でパイプ椅子に座った時、スカートの長さの関係で、太ももが直に触れる箇所が席を立つと少し汗をかいた跡がつく。
すぐ蒸発して消えるような感じで、これ誰かに見られてたらどうしよう…状態でした。
自分と同じような跡ついてる人いないか必死で探しました。笑
確かいても1人くらいだったような。
当時は恥ずかしくて手汗で悩んでるとは言えませんでした。
専門学生になり、授業でクラスの人と握手をすることになって、手汗が気になって握手を断ってしまいました。
今後その相手に会えることがあったら謝りたいです。
その後の学生生活は特に誰かと握手する機会もなく、それでも誰にも言えず終わりました。
社会人になってから
手のひらの次は脇の汗が気になるようになりました。
服装がオフィスカジュアルだったのですが、袖がジャストフィット気味の服を着る時は汗脇パッドをしていました。
脇の部分に汗を吸い取るような布が付いていて、ブラジャーが隠れるくらいの丈のインナーを買ってみましたが、そのインナーがぴったりしていて、脇とずっと密着している状態。もっと汗発散してくれるものだと思っていたら違ったので捨てました。
飲み会で、手のつなぎ方解説で急に手を取られたときは焦りました。女性同士ということもあり、何の気なしだったんだと思います。
手汗が出ていない時に急に手を触られるのは大丈夫です。一瞬なら。
でも触られた瞬間から汗が噴き出るので、心の中では、早く離してすいませんすいませんすいませんばっかり思ってました笑
”手掌多汗症”を知った
昔からネットが好きで、何かあるとすぐ検索してしまう癖があり。
手汗のことを調べ始めて、手掌多汗症という名前があること、手から滴るほどの人もいることを知りました。私は比較的軽度な(レベルでいうと1)手掌多汗症のようです。
治療法を検索してみると、手のひらに塩化アルミニウムを塗る、手術をする、手のひらを濡らして微弱な電流を流す…というものがありました。
オドレミンという商品を買ってみて、手のひらに塗って手袋をして寝る…を何日かやってみましたが、その何日の間に効果が出ることはなく、根気が続きませんでした。
手術は、交感神経の切断というもの。その手術には、代償性発汗という副作用があるようで、ももの裏や背中からたくさん汗が出てしまうと。私はもともと全体的に汗が多く出るので、怖くて踏み切ることができませんでした。
微弱な電流(イオントフォレーシス治療法というらしい)はドライオニックという商品を個人輸入すれば病院に行かなくても自宅で行うことができます。
当時は個人輸入?!こわい?!と、こちらも踏み切ることができませんでした。
結局病院にかかることもなく、数年が経っていました。
長くなりそうなので前後編に分けます。
後編では具体的な汗のかき方と今やっている対策、変化について書きたいと思います。