先日、胸に痛みとしこりがあったので、総合病院に行ってきました。
色々検査してもらって、結果は”乳腺炎の疑い”ということでした。
何だか確定じゃなくてモヤリティですが、がんじゃなくて
ひと安心…?ということで、病院に行った記録です。
受診のきっかけ
11月になろうというとき、右胸が時々痛むのが気になり始めました。
- 筋肉痛
- 太ったけどブラのサイズ変えてないせいの痛み
- 横乳からわき腹にかけて、くすぐりで強くつかまれることがあったのでそれの痛み
これらの痛みかな~しばらくしたら痛くなくなるかな~と様子見してました。
が、11月中旬になると、右乳首がやたら下着にこすれる感覚が。
11月下旬には、こすれる感覚+痛みも増していて、しこりも確認できました。
(乳頭からの分泌物はありませんでした)
祖母が乳がんだったこともあって、年1回の健康診断ではエコー検査もしていました。
今年の1月に受けたときは、「乳房超音波検査で所見あり。年1回の健康診断で様子を見てください」というようなことが書いてありました。
年明けに健康診断受ける予定だし、そのときにまたエコー検査すればいいかなと思っていたけど、
夫に右乳が時々痛むと言ったら、「すぐにでも行ってほしい」とのことだったので
12月に入ってすぐ行きました。
最初から総合病院へ
時々行く産婦人科で触診してもらって、紹介状をもらってから総合病院へ…
というルートが頭をよぎる。(夫にも勧められた)
紹介状のワンクッション入れるよりも、しこりは自分で触って分かるし、
直接総合病院に行ってしまいたい!紹介状ないと料金少し上乗せされるけどね…
自分が精神的に楽な方法を取りました。
予約している人や紹介状を持っている人が優先なので、合間に受け付けてもらえるように
病院が整理券を発行開始時間に到着するように朝一で行って、
検査がすべて終わるまで、午前中丸々潰れるという疲労感MAXな時間。
そもそも病院に行くのが苦手で(好きな人もあまりいないかもですが)
待ってる時間も、いつ呼ばれるか分からないからソワソワした時間くそ長に感じるし。
病院は3回行きました。
検査の流れ(乳腺外科へ)
1回目(初診)
受付してもらったときに書いた問診票をもとに、先生とお話していきます。
(性別がどうとか、あれなんですけどね、
やっぱりぱいおつを出すのでね、女性同士の方がやっぱり安心するんですよね。
女性同士でも恥ずかしいですけどね。ぱいおつに自信ないしね。
そんなこと言ってる場合じゃないですけどね。
結構待ちますよって言われたんですけど、女性の先生がいいですってお願いしました。)
私のそのときの状態↓(直接的に関係なさそうなことも書いてます)
・身長151cm
・体重67kg
・祖母(母方)が乳がん
・ストレスを感じやすい(少しストレス多めな時期だった)
・メンタルクリニックに月1で通ってる(抑うつ状態。回復傾向)
・(受診のきっかけとかぶりますが)太ってもブラ買い替えなかったからワイヤーが痛かった
・運動不足(寝る前に少し筋トレする程度)
まず、上半身裸になります。
上だけ裸ってなんとも言えぬ。
暑い日の休日のおじさんみたいな感じになってる。
話がそれましたが、座った状態で触診。
次はベッドの上に仰向け。診てもらう側の腕をバンザイします。
再度触診。
しこりが4cmくらいありますね、と。
これだけでは何ともと言うことで、
その日のうちにエコーとマンモグラフィー検査をすることになりました。
まずマンモグラフィー。
技師さんは女性でした。よかった。
上半身裸になって、また暑い日の休日のおじさん状態。ぐぬ。
撮影は片胸2回ずつの計4回。
1回目は上からぺたんこにします。
台に片胸を乗せて、上から徐々に挟んでいき、定まったらさらにググッと挟まれます。
顔は横に向いたまま変えられないので、どれくらいぺたんこにされてるかは見えないんだけど、技師さんが胸をすっごい集めてくれてなるべく痛みが少ないようにしてくれてるのかな?っていう感じでした。
せっかく集めてくれたけどくっっっっっそ痛い!!!
特に右は痛みがある方なんで余計に痛い…
撮影時間は数秒だと思うんだけどめちゃ長く感じました。
息をスーハーしてないと痛い。
2回目は斜めに挟むので、脇を台の角に置いて、奥にある手すりを握ります。
どの角度から挟もうがめちゃ痛い。
一瞬で汗吹き出して、数秒間の撮影終わったら台に汗がついてしまってた…
恥ずかしい。申し訳ない。
でもこんなに痛いから汗もかくよ!
何かもう、パンをちぎるみたいに、胸を挟んだところからちぎれるのかな?って思いました。
マンモグラフィーが色んな色に光ったり、リラクゼーション系の音楽がかかってたけど、
心の中は「ァァキレイネ…い゛だぁあ゛ーーーーーー!!!!!!!」
少しの喪失感を抱えながら次はエコー。
本日3回目の暑い日の休日のおじさん。
こちらも女性でした。最初に少し触って、「ぶつけたりしてないですか?」と確認。
暗くしたスペースで、ベッドに仰向けになって、あったかいジェルをつけてからの検査。
右側は時間をかけて見てくれていました。
その日の検査はこれで終了して、次週結果を聞くことに。
2回目
この日は結果を聞くために予約してたから早く終わると思ったらそんなことなかった/(^o^)\
マンモとエコーやったけど、「何とも…」って感じだったので、
細胞診をすることになりました。
痛かったのに結果がはっきりわからない悲しさ!
30代くらいまでの人は乳腺が発達していてマンモグラフィーに写らないこともあるそうなので、仕方なし…。
細胞診は、採血のときのような針を胸に刺します。
しこり部分から細胞をとって、その細胞を検査します。
再びの暑い日の休日のおじさんになって、ベッドに仰向けになります。
看護師さんがお腹にタオルをかけてくれました。ありがたや。
ずっと仰向けになっていたので器具は見えてなくて、ググったら
注射器のいかつい版みたいな感じです。
普通に腕で採血するときは、その瞬間を見てないと逆に怖いんですけど、
胸に刺すときは見てなくてよかったと思いました。
女性の先生と、サポートでベテランと思しき男性の先生の2人でやってくれました。
ベッドに寝て、いつ刺されるかどきどきしているところへ男性の先生が
カーテンの中に入ってきたので、心の準備が追いつかなくてびっくりしました。
びっくりしたけど刺される緊張の方が勝ったので、男性の先生にもすぐ慣れました。
右腕をバンザイして、エコーでしこりを確認しながら、針を刺します。
刺した感じは採血と全く一緒。ちょっとチクっとするくらい。
そのあとが長い…!
細胞を取る箇所に到達するまで、針が少しずつ動いてるのが分かります。
その針が動いてるときが地味に痛い。
マスクしてるし小声だから先生は気づいてなかったかもですが、
ずっと「いつつつ…」って言ってました。笑
看護師さんが、「順調ですよ~」「もう少しですからね~」と声をかけてくれたり、
私のバンザイした手にそっと手を添えてくれたりしたのがすごく嬉しかったなぁ。
終わって、針を刺した箇所にばんそうこう貼ってもらいました。
しかも普通の。採血とかの小さい四角いやつじゃなかった!笑
胸にばんそうこう貼ったの初めてだ。
2日くらい痛みました。ばんそうこう貼ったところもかゆかった。
結果は1週間後。
3回目
いよいよ結果が聞ける!緊張。
細胞診の結果は、”クラス2”でした。
・クラス1、2は良性
・クラス3はどちらとも言えない
・クラス4、5は悪性
”おおむね良性”と言われました。
これから悪くなる可能性も否定できないので、3か月後に検査することになりました。
先生のパソコンには、乳腺炎の疑いって書いてありました。
肥満体系なので、もう少し痩せた方がいいよとか言われるかと思いきや。
私汚くて臭かった…?
いや確かに、あんまり触ると痛いんで、洗うときもほんとに撫でるようにしか洗えてなかったけど!
とりあえず乳がんでこれからすぐ治療に入りますとかじゃなくて安心しました。
思ったこと
症状が出てから検査結果を聞くまで
症状が出始めたときは、最初の方にも書いた理由で痛むと思ったんですよ。
(ブラのワイヤーとか、ふざけて横乳グッてされるとか)
でも症状が大きくなっていくにつれて、ググったりして、きっと乳腺症とかで治療いらないものだろうと思ってたんですよ。
と言うか、そう自分に言い聞かせてたというか。
気にしだすとそればっかり考えちゃって、ストレスになってメンタルつぶれて、さらに色々不調になりそうって自分で分かってたから考えないようにしてました。
祖母が乳がんで、私の性格的にも少し祖母に似てる部分あるなって思ってたし、もしかしたらと。
(かといって、がんが遺伝するわけではないと思うんですが)
2年前にめちゃめちゃメンタル潰れて、本当に死んでしまいたいと思う時期があったんです。
それで、がんかもしれないと、死が感じられると
”まだ死ねない”って思うんですよね。不思議なことに。
ちょっとだけ、あ、ついにこのときがきたか。とも思ったんですが。
”部屋片づけなくちゃ”とか、”お金少しでも残さなきゃ”とかの考えの方が大きかったです。
あと、がんだった場合もしも親がごめんねって思ったら嫌だなぁとか。
全然親がごめんて思わなくてもいいんだけど、もし自分が親になって子供が病気になったら、やっぱりごめんねって思ってしまうし。
なんてことを色々もんもんと考えながら、約1ヶ月過ごしてました。
検査結果を聞いてから
まず思ったのは、早めに保険に入っておくべきだった!ということです。
そろそろ入んなきゃ…で他のやらないといけないことにどんどん追いやられてしまってました。
特にがん保険は90日経たないと保険金が支払われないものがほとんどです。
(そういう期間がないものもあります)
私が入りたい保険は90日経たないといけないもので、通院して薬も飲んでるので、
条件ゆるめのものに取りあえず入りました。
検査結果を聞いて、がんじゃないと分かったところで改めてがん保険をプラスしました。
どうにもこうにも辛くてメンタルクリニック行って、うつ病と診断されなくて抑うつと言われ、通院して薬飲んで入るけど病気ではなくて
今回も悪性1歩手前で踏みとどまってくれて(?)
運がいいというか、お母さんありがとう!!!
今回のことで、死にたいって思うのはやめようと思いました。なるべく。
(すごく辛いことがあったら思っちゃうかもしれないけど…)
大げさに聞こえる人もいるかもしれないけど、当時は私なりに深刻で、
今回のことも、結構深刻にとらえました。
そして、改めて痩せようと。
時間かけてゆっくり痩せていけばいいや~くらいにハードル激低に設定してたけど、
もうちょっとがんばらねば。
あとストレス。
気にしいなので無駄なストレス発生することあるので、
人に対してストレス感じたら、一生下痢する呪いを心の中でかけてなんとかおさめる訓練したいと思います。
体型とストレスは今回の症状に直接的な原因はないかもしれないけど、
この状態を悪化させないために、身も心も健康でいたいなと思います。