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ライブなどの感想

BOOK ACT FINAL 僕らは人生で一回だけ魔法が使える の感想

BOOK ACT FINAL 2/10の1回目観劇しました。

2019年から上演していたのですが

私は今回が初観劇です!

記憶力がなく色々抜けていたり、間違えていたり

時系列が前後しているかもしれないですがご容赦ください。

あらすじ

『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』というタイトルです。

20歳になるまでの間に一回だけ魔法が使えると

高校3年生の4月に告げられた4人の男の子たち。

(ハルヒ、ハツキ、アキト、ユキオ)

どんな魔法を使うか誰にも言ってはいけない。

4人それぞれの生い立ちにフォーカスしながら

最終的にどんな魔法を使うのか?

笑いもあり、涙もありのストーリーです。

参照:BOOK ACT FINAL

 

前田拳太郎さんの作品を追いかけるようになってから

初めて生のお芝居を見れるってことでめちゃくちゃ嬉しドキドキでした!

 

舞台がほんのり暗いまま、演者さんが登場。

シルエットだけだけど皆スタイルいいな!

席が2階席で、双眼鏡忘れたことが悔やまれる/(^o^)\

舞台奥のスクリーンにアップを映してくれてたんだけど、

私が座ったところからだと上の方が少し切れてしまって見えずでした。しかたなし。

 

4人について
  • ハルヒ…病気を抱えている。おっとりしていつつも、自分の意見はしっかり持っている印象を受けました。(キャスト:HIROTOさん)
  • ナツキ…サッカーがんばってた。言動で場を乱してしまうかと思いきや本心ではなかったり?(キャスト:前田拳太郎さん)
  • アキト…ピアニストを目指している。この物語のメイン的で語りパートが多い。(キャスト:塩野瑛久さん)
  • ユキオ…父(建設会社)が村のダム建設に関わっていた。長年同じ子を好きという一途な方。(キャスト:SUZUKIさん)

 

まず村のおじいちゃんに魔法が使えることを告げられます。

そのおじいちゃん役が水野絵梨奈さん。

なまけもの
なまけもの

このあと全キャストが複数の役を演じるんだけどどれも素敵…!

ピアノ演奏も素敵!

小さくほんのりなBGM感と、大きく存在感のあるBGMとで

臨場感倍増でした。

 

4人は魔法会議を開きます。

命に係わる魔法は使っちゃいけない。

さてどうするか?

好きな子が自分を好きになってくれるようにとかは?笑

からかわれるユキオ。

後にユキオは昔から好きだった子(水野さん)に想いを伝えます。

そこで言われたのが、「ユキオの父親(前田さん)が村のダムを

建設するのにお金のためにやったって本当なの?」

それからユキオは父親を嫌いになってしまいます。

 

アキトのお母さんは既に亡くなっています。

アキトのお父さんとの馴れ初めなどがお母さんによって語られていきます。

楽器屋さんを営むお父さん。

買う買わないに関わらずお客さん皆にピアノを触ってもらっていました。

そのお店でお母さんのためにピアノを弾いてくれたお父さん。

そしてプロポーズ。

 

なまけもの
なまけもの

ヒャー!自分がプロポーズされる側だったら

マンガみたいな出来事すぎてニヤニヤしちゃうよ!!!

お母さんの語りは水野さん。

すごい優しいお母さんだったんだろうなぁって想像できるような

優しい語りでした。

お母さんから受け継いだのかアキトの語りも優しい。

 

ナツキ、最初の4人についてのところで

“サッカーがんばってた”と書いたのは、

辞めてしまったからなんです。

お父さんが病気で体が思うように動かなくなってしまい

造園業を手伝うことになったから。

お母さんはお金のことはいいからサッカーを続けてと言ってくれたけど

慣れないながらも父親の弟子と一緒にがんばる日々です。

 

ハルヒは病気を抱えていて、

20歳まで生きられる可能性はとても低い。

子どもの頃は走り回ることもできなくて

アキトや皆がおんぶして走ってくれたのがいい思い出。

 

それぞれが何に魔法を使うか考えながら過ごしていて

アキトのお母さん曰く、女性は魔法のことについて聞いちゃいけない。

なので誰がどんな魔法を使ったかも知らない。

 

アキトは音楽大学に行きたい。

私立はお金がかかるから絶対国立。

絶対受かりたい。

魔法…いや、魔法で大学合格しても後から大変なのは自分だし…

 

ナツキはもう1回サッカーがやりたい。

がんばればユースも行けるかもって言われた。

父親が動けたなら…自分は造園業の手伝いじゃなくて

またサッカーができるんじゃないか…?

 

時間が経ち、4人はまた魔法会議を開きます。

アキト「ナツキはお父さんが良くなるようにお願いしたいんじゃないか?ナツキはサッカーがしたいんじゃないか?」

ナツキ「だったらなんだよ。アキトも大学合格お願いすればいいだろ。アキトの父さんだってピアニストになりたくて東京に行って10年無駄にして帰って来たんだろ。」

ナツキはここで色々言いすぎてしまいます。

 

なまけもの
なまけもの

(その色々を書けよですが、まとまらない…泣)

途中で「悪い…」と謝る感じ、本心じゃなく結構ワーっと言っちゃうタイプなんだろか。

 

そして言い過ぎたナツキをユキオが殴ってしまいます。

その翌日からナツキは学校に来なくなり音信不通に。

 

ユキオは父親からダムの建設の真実を聞きます。

ダム建設の話は一旦消えたが、なぜかユキオが生まれた年に急に進みだした。

よそから来た業者が容赦なく森を壊していく。

これなら自分たちで壊す。お金なんていらない。

中にはお金のためにって言った人もいるかもしれないけど…。

その話を聞いてユキオは父親の会社を継ぐ決心をします。

 

アキトは国立の音楽大学に合格。

卒業し、東京へ出発する日、ハルヒとユキオが見送りに来てくれました。

結局ナツキとは音信不通のまま。

電車は出発。

アキトがふと空を見上げると、雲が踊っているように見えたのです。

これから新しいスタートを切る人を応援してくれているかのように。

それはハルヒの魔法でした。

 

アキトのお母さんは

病気がわかり余命半年と告げられました。

アキトをもっと抱きしめたい。何とか1年もった。

アキトが毎年読めるように手紙を書いた。

20歳の分まで。

私が今死んでしまうことにはきっと意味がある。

アキト、愛してる。

 

なまけもの
なまけもの

…ウワァァァン

毎年の手紙は…!泣いてまうよ!

水野さんのお母さんが素敵すぎて…!

 

ハルヒとユキオはちょこちょこ連絡をとっていたようです。

ハルヒからアキトへの手紙は

アキトのピアノが聴きたいな。僕はすこぶる体調いいのでご心配なく!

と書かれていました。

 

 

?「ン〜☆僕は音の色と書いてネイロ☆」

?!

癖強めの音楽大学生出てきました。

アキトの同じ学校の人。前田さんです。

ネイロが多分社交辞令的にアキトを褒めると、心の声で

「僕のことも褒めろよ!!!!!」って言ってる。笑

 

なまけもの
なまけもの

喋り始めに「ン〜☆」って言うのツボです。笑

ちょっとクネクネしたナルシスト系だけど技術もある人っていう感じがしました。

なんか憎めない。

 

コンクール前日

ユキオからアキトに鬼電。

アキトは練習してて反応が遅くなってしまいました。

アキト「ユキオどうしたんだよ?」

ユキオ「コンクール前日って分かってたけどごめん。ハルヒが…!目を覚まさないんだ!」

アキト「どういうこと?すこぶる体調いいって…」

ユキオ「あれは嘘なんだ。アキトには言わないようにって…」

アキトはすぐ村に戻ります。

 

ハルヒの病室。

アキトとユキオとハルヒの両親がいる。

ハルヒの両親「明日コンクールなのにごめんね…」

 

また病室の扉が開いて

入ってきたのはナツキ。

アキト「ナツキ!どうして…?」

ナツキ「父親のお弟子さんだけには連絡先教えてたんだ。ユキオが父親に連絡してくれて、父親がお弟子さんに…」

 

ナツキが村を出て行ったのは造園業の修行をするためでした。

 

ナツキ「…ごめん。ハルヒがこうなったのは俺のせいなんだ。」

ナツキ「俺の両親は20歳でデキ婚。妊娠中、赤ちゃんの容態がよくなかった。…つまり俺。その時父親が魔法を使って、生きて生まれてこれた。命に関わることに魔法を使ってしまったんだ。だからハルヒは病気を抱えて生まれてきて、アキトのお母さんも病気になって、ダムも建設することになった。俺のせいで。許して欲しいなんて言わない。すいませんでした…」

 

なまけもの
なまけもの

これは辛い…!自分のせいって思っちゃうよなぁ。泣

 

 

ナツキは泣きながら謝る。

アキトもユキオも、ナツキの父親が命に関わることに魔法を使ってしまったからって起こったことじゃない。ナツキのせいじゃない。と。

 

アキト「俺はコンクールに行ってくるよ」

ハルヒのためにも…

 

コンクール会場に着いたアキト。

本当はレンタルしたスーツ(タキシード?)を着る予定だったけど

取りに帰る時間はありませんでした。

Tシャツジーパンのまま。

コンクールが始まります。

 

アキト、ナツキ、ユキオはこの日魔法を使います。

皆ハルヒのための魔法。

アキトの演奏、ハルヒに届いてるよ。

 

なまけもの
なまけもの

ぐひんっ

実は、泣けるお話です!!って触れ込みがある作品に

苦手意識がありまして…。

(自分の気持ちを伝えようと思うと涙が出てきてしまったりして

割と泣き虫だと思うので、あんまり泣きたくないからです(?))

だけどお芝居が素敵すぎて泣いてしまった…!

アキトのお母さんの手紙のシーンとか

ハルヒのベッドの周りでのみんなの会話とか。

 

ハルヒはかわいらしい雰囲気の方だなと思って

涙を流しながらのお芝居が、その雰囲気を持ちつつも

芯があるであろうハルヒがすごく素敵でした。

アキトは優しさを全面的に感じつつも、

自分のことで少し余裕がなくなっていそうな

人間味を感じられるところが素敵だなと思いました。

ナツキはみんなを振り回す言動をしてしまうこともあるけど

本心では優しくて何事も真剣に取り組める人なのかなぁというのが

感じられて素敵でした。

ユキオはナチュラルで素直な人なんだろうなと感じました。

マンガに出てくる真っすぐな少年という雰囲気があって

とても素敵で好きなお芝居でした。

 

 

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